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『第28回全国建築塗装技能競技大会』出場と入賞のご報告

2025/09/16

(一社)日本塗装工業会(加盟約2,300社)が主催する「全国建築塗装技能競技大会」は、建築塗装業界において最も権威ある技能競技大会のひとつです。2年に一度開催されるこの大会には、全国各地の地区予選を勝ち抜いた腕自慢の建築塗装技能士が集結し、その技術力と完成度を競います。


この大会は50年以上の歴史を誇り、業界における技能継承や若手育成の大きな役割を担っています。最優秀者には内閣総理大臣賞、優秀者には国土交通大臣賞や厚生労働大臣賞など、国の名誉ある賞が授与される伝統ある大会でもあります。

今回で第28回を迎えた大会は、北海道札幌市の「北海きたえーる」にて開催されました。全国各地から38名の代表選手が集まり、各人が日々培った技能を発揮する場となりました。
競技内容は単なる塗装作業にとどまらず、正確さ、美観、効率性、仕上がりの完成度など、多方面から評価される非常にハイレベルなものです。会場は選手たちの真剣な姿勢と緊張感に包まれ、まさに日本一を決する舞台にふさわしい熱気に満ちていました。

今回の大会では、九州ブロック代表として出場した選手のうち、4名が総合10位以内に入賞するという快挙を達成しました。これにより、改めて九州地域の塗装技能の高さが全国に示される結果となりました。
弊社もまた、その一員としてこの大会に挑戦し、社員が全国レベルで技能を競う場に立てたことを誇りに感じております。

弊社からは、藤尾翔太君が九州代表の一人として出場し、見事「総合10位」という結果を収めました。地方である大分からの挑戦でありながら、このような全国規模の舞台で入賞を果たしたことは、本人の努力はもちろん、先輩社員や社内での技能継承の成果でもあります。
弊社としてはこれまでに5名の社員が全国大会へと駒を進め、そのうち4名が総合入賞を果たし、さらに部門賞での日本一も2名輩出しております。今回の藤尾君の入賞は、その歴史に新たな実績を加える大きな一歩となりました。

弊社は大分という地方に拠点を置きながら、全国レベルで通用する技術力を培ってまいりました。これは、一人ひとりの社員が日々真摯に技能向上へ取り組んでいる結果であり、地域に根差しながらも大きな舞台で挑戦するという姿勢を象徴しています。
また、この取り組みは単に大会での入賞を目指すだけではなく、若い世代への技能継承や、業界全体の底上げにもつながっています。弊社にとって、社員が大会を通じて成長し、その成果を社内や地域に還元していくことは、大きな財産であると考えております。

弊社はこれからもさらなる技能の向上と人材育成に力を入れ、若手社員が全国に挑戦できるような環境を整えてまいります。また、大分という地から発信する「確かな技能」と「ものづくりの誇り」を次世代につなぎ、地域社会にも貢献できる企業を目指します。
今回の成果を糧に、社員一丸となって日々の業務に取り組むとともに、これからの挑戦にも積極的に取り組んでまいります。

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