

令和7年秋の叙勲の受章者が、10月17日(金)の閣議で決定され、11月3日(月)付で発令、弊社の建築部長 川野 忠幸が、その功績を称えられ瑞宝単光章を受章いたしました。
毎年春と秋に行われる「叙勲(じょくん)」は、長年にわたり社会や公共に貢献した人々の功績をたたえる国の表彰制度です。なかでも「秋の叙勲」は、文化の日(11月3日)に発令されるもので、地方自治や教育、産業、地域活動など、社会のさまざまな分野での功績が対象となります。
勲章にはいくつかの種類があり、その中でも「瑞宝章」は国家や社会に対して長年誠実に職務に励んだ方に贈られるものです。

川野は入社以来、現場の第一線で活躍してきた塗装職人です。数多くの現場で職長としてチームをまとめ、建築塗装工事を通じて「安全・品質・信頼」を守り続けてきました。現在は工事全体を管理する立場として現場を支えるだけでなく、若手職人への技術伝承にも力を注いでいます。
建築塗装の世界は、表面を美しく仕上げるだけではなく、建物の寿命を延ばし、地域の景観を守る大切な仕事です。川野はまさにその技を極めた塗装の匠として、社内外から厚い信頼を寄せられています。

また、川野は国家検定「建築塗装技能士」試験の検定員も務めています。次世代の塗装職人たちが正しい知識と技術を身につけ、業界全体の水準を高めていけるよう尽力してきました。
現場の経験と技を伝えることは容易ではありませんが、川野は丁寧な指導と情熱をもって、後進の育成に努めています。
仕事だけでなく、地域社会にも深く関わってきたのが川野のもう一つの顔です。PTA会長として学校行事の運営に携わり、また消防団員として地域の安全を守る活動も続けています。
地域の皆さまと共に歩みながら、誠実な行動で信頼を積み重ねてきた姿勢は、弊社の経営理念にも通じるものです。大分市塗装業界を支える存在でありながら、人としても多くの方に慕われるその人柄が、今回の受章をより意義深いものにしています。
今回の叙勲は、建築塗装職人としては大分県内でわずか4人目の受賞です。そして、その4名全員が弊社の社員であることも大きな誇りです。長年にわたって地域とともに努力を重ね、大分県内の数多くの塗装現場で信頼を築いてきた成果の証でもあります。
このたびの瑞宝単光章受章は、川野本人のたゆまぬ努力とご家族の支えの賜物であり、同時に弊社にとっても大きな名誉です。
これからも社員一同、経営理念に基づき「住環境整備による豊かさの提供」を使命として、技術の向上と誠実な施工を通じて地域社会への貢献を続けてまいります。
大分県内の塗装工事にて、より多くのお客様に安心と満足をお届けできるよう、一層の精進を重ねてまいります。
お客様に信頼される「塗装の匠」であり続けることが、私たちの誇りです。
今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。