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スレート屋根の補修とは?寿命から補修方法や価格まで解説!

スレート屋根とは今日本で最もシェア率の高い屋根材です。安価であり、技術の進歩により耐久性も依然より増し、また屋根の葺き(ふき)替えにおいても費用が安く済むという面でも人気の一つです。

 

スレート屋根は軽い分、厚みが薄く経年劣化にて表面の塗料が劣化することにより内部への影響が出やすいということもあり、定期的なメンテナンスが必要な屋根材でもあります。

 

今回はスレート屋根の塗装から葺き(ふき)替え、またカバー工法まで補修方法とその価格までをご紹介いたいします。

 

スレート屋根とは?

ここではスレート屋根の特徴や寿命、しっておくべき劣化症状をご紹介します。

スレート屋根の特徴と寿命

スレート屋根とはセメントを薄く加工した屋根材です。メーカーの違いで「コロニアル」や「カラーベスト」などと呼ばれることもありますが、基本全く同じものになります。

 

屋根材として大きく分けて「スレート」「モニエル」「金属」「瓦」の4つに分けられますが、瓦とやモニエルと違い平らな板が張り合わさったような屋根であればスレート屋根である可能性が高いです。

 

気になる寿命ですが、約20~30年となっています。主なメリットとしては以下の3つです。

 

  1. 安価
  2. 軽い
  3. デザインが豊富

 

他の屋根材に比べて単価が安く取扱い業者や種類も多いため、選択肢が増えることもメリットですね。また太陽光発電機などをのせる場合は、重さから建物の負荷がかかり耐震性が下がると言われますが、スレート屋根の場合や屋根が軽いため建物の負担が他の屋根材よりもかからず耐震性も下がりにくいと言えます。

 

スレート屋根の劣化症状

スレート屋根の寿命が20年~30年のため、建ててから5年~10年頃より徐々に劣化症状が出てくると言われています。気になる劣化症状としては以下の4つです。

 

  • 色褪せ
  • カビ、苔等の汚れの付着
  • 反り
  • ひび割れや欠けなどの破損

 

スレート屋根は表面を塗料で覆っており、その表面の塗料が紫外線などの経年劣化や汚れなどにより剥がれてしまうことで、セメントに雨水がしみこみ反りやひび割れなどの破損へとつながっていきます。破損を放置することで、建物内部への影響が出てきて雨漏りなどの原因となることがあります。

 

そのため汚れや色褪せなどはそろそろメンテナンスをした方がいいですよというサインであり、一方で反りや破損などは今すぐ何らかの補修が必要な状態と言えるでしょう。

 

スレート屋根の補修方法とは?

実際に劣化症状が出て、なんらかの補修やメンテナンスが必要となった際の方法を3つご紹介します。

15年以内なら塗装

スレート屋根のメンテナンスで一番安価であり、寿命を延ばしてくれる方法として塗装があります。屋根の状態で大きな反りや破損がない状態で約15年程度場合であれば塗替えが一番いい方法でしょう。

 

早めに塗装を行うことでスレート屋根の寿命が更に伸びるため、早めの塗り替えが大切です。下地に影響のない多少の欠けやひび割れなどは補修して塗装することができます。塗装の際にチェックすることは以下の3つです。

  • 高圧洗浄やケレンでの汚れの徹底的な除去
  • 下塗り材の選定
  • 縁切り

 

スレート屋根の塗り替えは下処理でほぼ決まりますので、汚れや剝がれかけの塗膜等がないようにしっかり洗浄し適した下地処理をすることで施工不良を防ぐことができます。

 

またスレート屋根は縁切りと言って、屋根と屋根の間に雨水を逃す隙間を塗料で埋めてしまうと、内部へ雨水が入り込むと言う問題があるため、縁切りという作業が必須です。

 

葺き(ふき)替え方法

全体的に反りや破損が激しい、または損傷によって屋根の下にあるルーフィングや野地板という防水シートや土台基礎までも影響を受けていた場合は、塗替えでは対処できないため葺き替え、つまり屋根瓦を全て取り換える方法が必要です。

 

一番費用はかかりますが、スレート屋根のメリットとして撤去の際も費用が抑えられリフォームしやすいという点もあります。そのため破損状況に応じて、今後長く住み続けられるなら葺き替えも選択肢の一つでしょう。

 

カバー工法

その名前の通り、屋根材を残したまま上から新しい屋根をのせると言う方法です。スレート屋根の上にスレート屋根をのせる事はできないので、金属素材のガルバニウムなどの屋根材になります。

 

ルーフィングや野地板の傷み具合によって細かい工法は変わりますが、痛みの状態によってはカバー工法ができない場合もあります。

 

メリットとしては安価で簡単であるということ、一方デメリットとしては屋根の重みが増す、選択できる屋根材が限られるということがあげられます。

 

スレート屋根の補修平均価格とは?

補修方法を3つあげましたが、費用は実際どれくらい違うのでしょうか?

塗装の場合

屋根塗装を行う場合に必要なのは、「洗浄」「塗料代」「作業代」「足場代」になります。

 

費用の相場は約3,700円/㎡~となっており、一般的な屋根の広さが100㎡ほどと考えた場合足場代を含め約60万前後が目安となります。ただし、塗料のグレードがシリコン以上のものである場合はこの金額よりも更に上がる可能性があります。

 

葺き(ふき)替えの場合

やはり一番お金がかかりますが、一番確実な方法です。

金額としては140~200万程度と言われています。

 

新しい屋根材もスレート屋根にすることで費用は抑えられますし、築30年以上経過しており、更に今後も10年以上住み続けるお家であれば葺き替えの方がいいでしょう。

 

カバー工法の場合

葺き替えよりは費用が抑えられますが、やはり新しい屋根をのせるという点で塗装よりは単価はあがります。屋根の形や地域によっても費用の差はあり、金額としては80~180万と言われています。

 

もしお家の屋根の状態からカバー工法をススメられても葺き替えの場合の見積りも作って費用を比較してみましょう。

まとめ

スレート屋根はコンクリートを材料とした屋根材であり、今最もシェア率の高い屋根材です。寿命としては20~30年ですが、定期的なメンテナンスが必要であり、寿命もそれによって変わってきます。

 

メンテナンスの方法としては「塗装」「葺き替え」「カバー工法」の大きく分けて3つありますが、その他細かい補修方法などもありますので、一度専門の業者に屋根に上がってみてもらうことが大切です。

 

塗装する場合は予防的に行うことで確実にスレート屋根の寿命を延ばすことができます。

 

大分県で塗装業を行っている佐藤塗工は屋根塗装に関してもプロであり、必要に応じて屋根の専門業者にも入ってもらい、塗替えのみならず葺き替えなどの補修に関しても請け負っています。

 

大分で屋根の補修もしくは塗替えをお考えの方は、佐藤塗工は相談から現地調査御見積まで全て無料で行っておりますので一度ご相談ください。自信があるからこそ、見積り後のしつこい営業などは行っておりませんので安心してご相談ください。

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