現場経験があるからこそ、職人さんたちの気持ちは誰よりも良くわかる。これからを担う新しい世代に積極的に、技術の伝承を行っていくことが今後の目標です。
大切なのは、確かな管理能力と責任感
元々技術職への憧れがあり、塗装職人としてこの業界に入りました。
経験を積みながら、現場を統括する仕事にも興味を持つようになり、今は社内すべての工事部の職人の手配・調整をする筆頭部長をしています。
メインの担当は、ゼネコンさんの下で新築工事での塗装を担当しているため、打ち合わせは、元請け監督、設計事務所、他種専門工事業者、メーカー、ディーラー、職長、協力会社と多岐にわたります。
職人としての現場経験は、各種現場の施工管理をする上で大変役立っており、各業者やお客様からの信頼の高さにもつながっています。
職人としての経験を活かし、総合的に現場を動かす
塗装技術を商品として納めることへの責任は常に感じています。管理者として工事を順調に進めるには、現場をよく理解し、しっかりとした事前準備が必要です。そのため、何度も現場に足を運びます。
現場経験があるからこそ、職人さんたちの気持ちは誰よりも良くわかります。
彼らの必要とするものをどう手配するか、いかに効率よく、そして気持ちよく作業してもらえるかをいつも考えています。ときには経験を生かした技術指導や安全教育も行っています。
過去に関わった現場が県内に多数あります。家族と一緒に自家用車で走っていると「あれが、お父さんの仕事だよ」と自慢できる(笑)。その瞬間が嬉しいです。そのおかげ(?)か、長男がこの仕事に興味を持ち、入社しました。今は、親子で一緒に仕事をできる喜びを感じています。
これからを担う新しい世代に積極的に、技術の伝承を行っていくことが今後の目標です。