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金属製サイディングのメンテナンス方法とは?方法や価格について紹介

スタイリッシュな印象で、価格や耐用年数から現在人気が出ている金属製サイディング。主に「ガルバニウム」や「アルミニウム」と言った方がピンとくるかもしれません。もしご自宅で金属製サイディングを採用されている方は、正しいメンテナンス方法ご存じですか?

金属製サイディングはメンテナンスフリーではありません。

一般的に提示されている耐用年数は正しいメンテナンスを行った場合です。金属だからこそのメリットもありますが、定期的にメンテナンスをしないとサビが出たり、雨漏りなどの問題につながることも。

そこで今回は金属製サイディングのメンテナンス方法として、特徴や方法とその価格単価について紹介いたします。

 

金属製サイディングの特徴と種類

ここでは金属製サイディングの特徴から主な種類や単価を説明します。

金属製サイディングの特徴とメリット・デメリット

金属製サイディングとは、簡単に言うと断熱材に金属製メッキを張り付けた外壁材です。サイディングの中で窯業系と言われる種類の次に多く採用されている外壁なんです。

何と言っても安さと耐久性を備え、更にコストパフォーマンスやデザイン性から作用される方も多いのでは?さくっとメリットとデメリットを以下にまとめました。

【メリット】

  • 軽く耐震性に優れている
  • デザイン性
  • 費用が他の外壁材に比べて安い
  • ひび割れが出にくい

【デメリット】

  • サビが出やすい
  • 傷ができやすい
  • デザインが限られている

どんな外壁材にしろ一生メンテナンスが必要ないものは存在しません。その中でも特に金属製サイディングにおいてはメンテナンスが必要な外壁ということは覚えておきましょう。

金属製サイディングの主な種類は2つ

金属製サイディングの主な種類を紹介します。

【ガルバニウム銅板性】

金属製サイディングの中でもっとも多く採用されている種類です。アルミニウムと亜鉛合金メッキ銅板からできており、金属の弱点である「さびに強い」という特徴があります。

また金額も安く、費用単価としては約約3,500~6,000円/㎡となります。価格差としては素材の厚みやデザインによって変化します。窯業系サイディングよりも少し高めです。

【アルミニウム合金塗装】

ガルバニウムよりも更に錆に強いという特徴があり、また軽く施工しやすいことからこちらも人気のある種類です。

費用単価としては、ガルバニウムよりもやや高く約5,000~8,500円/㎡となっています。

金属製サイディングの劣化症状と耐用年数とは

劣化と言われても実際どの程度の症状なのか、気を付けるべき劣化症状と、金属製サイディングの耐用年数を紹介します。

属製サイディングの気を付けるべき劣化症状4つ

・さび

加工によってサビに強くなっていますが、やはりそこは金属の特徴でもあり表面の塗膜の劣化によって中の金属がさびます。さびが出ているということは、表面の塗膜が機能を果たしていないということもあり、早めの塗り替えが必要です。

また、そのまま放置することで、内部に水分が浸透し雨漏りなどの原因となることがあります。

・カビやコケ汚れ

周辺の環境や、経年劣化による塗膜の劣化からカビやコケが生えることがあります。カビやコケがあるから今すぐどうかなるということではありませんが、サビの原因となり錆から内部へ影響を及ぼす可能性があります。

またカビは長期間そのままにしておくと、塗膜と劣化させそこからカビが根付くことがあり、メンテナンスをしても取りきれずすぐに再発するという悪循環になることも。

・チョーキング

乾いた外壁を手で撫でると手に白い粉が付く状態をチョーキング(日本語で白亜化)と言います。これは金属製サイディングの表面をコーディングしている塗膜の劣化症状です。塗膜は本来表面が樹脂で覆われていますが、その樹脂が劣化し中の染料が出てきている状態です。

つまり本来塗膜によって保護されていたサイディングがむき出しになっている状態であり、放置するとカビやコケ、サビを招いたり、内部に雨水が浸入するなどの問題になることもあります。

・塗膜の剥がれ

塗膜は紫外線や雨風により劣化がおきます。その劣化によって外壁の塗膜が剥がれるといった症状がでます。剥がれが出ているからとすぐに別の問題が起きているということではありませんが、雨風によって剥がれが広がったり、更に長期間その状態が続くとサイディングのサビの原因にもなります。

 

金属製サイディングのメンテナンス方法

ここでは金属製サイディングのメンテナンス方法をご紹介します。

①洗浄

住宅の周りが車通りが多い場所や、反対に木など植物が多い場所など環境によって汚れもことなります。手が届く範囲で定期的にホースなどで水洗いしましょう。手が届く範囲でこけやかびなどの汚れがある場合は、家庭用洗剤を付けたスポンジでやさしく洗ってみて下さい。

家庭用高圧洗浄機などを使用する際はあまり圧を掛け過ぎると塗膜の破損につながるので気をつけましょう。

②塗装・コーキング打替え

建てて10年以上たっている場合は塗替えとコーキングの打替えが必要です。金属製サイディングの特徴としてサビやカビよごれが酷い場合は、塗替えできない場合もあります。そのため、予防的に塗替えることで30年近い耐久年数を保つことができるのです。

またその際に、表面の塗料と一緒にコーキングの寿命も約8年~10年ほどのため一緒に打ち替えすることが必要でしょう。コーキングはサイディング通しをつないでる大切な役目があり、経年劣化にてひび割れや破損がおきた場合繋ぎ目の役割が果たせず、外壁は問題ないのに内部に雨水が浸入する原因にもなります。塗装の際は一緒にコーキングの打替えが必須です。

③一部もしくは全面張り替え

サイディングのサビや破損が酷い場合、また経年劣化にて変形などが起きている場合は塗装では対応できないことがあります。その際は一部もしくは全面張り替えが必要でしょう。

またサイディングはそのままで新たなサイディングを上からかぶせるカバー工法もあります。カバー工法では一番軽い金属製サイディングを使用します。その際に前のサイディングの傷み具合や下処理がしっかり行われないと表面がきれいになっても後々問題が出てくる可能性もあるので、信頼できる工務店にお任せすることが大切です。

 

金属製サイディングのメンテナンス単価とは

金属製サイディングのメンテナンスとして塗替えと張替えの方法を紹介しましたが、実際にかかる費用は以下の通りです。

広さ 塗装・コーキング打替え サイディングの貼り換え
100㎡(約30坪) 50万~100万(屋根なし) 150万~270万

塗装に関しては屋根の塗り替え費用は抜いたものになります。塗替えの費用の差は塗料のグレードによっても変わります。グレードによって耐用年数も変わってきますので、当然高いグレード(フッ素や無機)の素材を使えば耐用年数は15年~25年と長く長い目で見た場合のコストパフォーマンスが一番いいと言えます。

またカバー工法に関しては張替えよりも数十万安くなるといったイメージになります。劣化症状を放置して問題がおきることを考えたら、早めの塗り替えが断然お得ですね。

まとめ

金属製サイディングは現在窯業系サイディングに次いで人気の外壁材ですが、経年劣化によりサビや破損などの問題があり、予防的なメンテナンスが必要です。

メンテナンスとしては、普段より汚れが気になる際は水洗いをしたり、建ててから10年以上経過している場合は塗替えを行いましょう。破損が酷い場合は張替えやカバー工法などが必要となります。

サイディングの張替えよりも塗装の方が費用が約3分の1から4分の1です。何十年と長く住み続けることを考え、コストパフォーマンスを考えた際は早めの塗装が一番効率がいいと言えます。また、外壁塗装をする際は外壁の診断も一緒にしてもらうと、一部補修なども行ってもらえるため安心ですね。

大分県の佐藤塗工は外壁診断をしっかり行った上で、塗装をの提案をさせていただきます。外壁塗装は決して安い工事ではありませんので、納得いただけるプランと費用を心がけています。

 

大分で金属製サイディングの外壁塗装をお考えの方は佐藤塗工へご相談ください。

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