WORKS & COLUMN施工実績・コラム

塗料とは?外壁塗装における塗料の種類や色の選び方まで徹底解説!

住宅の外壁や家具など新しく塗り替える際に必要になる塗料ですが

 

そもそも塗料とは何かご存知ですか?

 

塗装は奥が深く人によってやり方も選び方もさまざまです。ただ、塗装の基本的なことがわからなければ必要な時に、言われるがままということにも。

そこで今回は塗装の基本的な知識や、価格相場、また色の選び方までご紹介したいと思います。

外壁塗装における塗料の役割とは?

定期的な塗替えはお家の資産価値を守ることにつながります。ここでは塗料の役割について説明します。

塗料は保護するもの

塗料は塗ってから乾燥すると表面に塗膜といって膜をつくります。この膜が紫外線や雨、汚れなどの外的刺激から守る役割になります。

塗料は色やツヤなど美しさを出すもの

塗料はさまざまな色があり、色以外にも艶感や素材感を演出してくれます。また塗料の塗り方を変えることによって模様を付けたりすることもでき、色だけでなくそのものの風合いも変えることができるのです。

塗料は別の作用を付加するもの

塗料は日々進化しており、効果は紫外線や苔、カビ汚れだけでなく遮熱や断熱効果、光触媒効果などさまざまな効果を持ち、その塗料を塗ることでそのものにはない効果を付加する役割があります。
航空機や宇宙ロケット、大型船などの過酷な環境からその物体を守っている塗料もありその可能性は未知数です。

塗料の材料や種類と種類別単価の相場とは?

塗料の基本材料は「樹脂」「顔料」「添加物」「水」の4つです。効果が高いほど単価も上がることはもちろんですが、効果に応じて塗る箇所を決めることが大切です。

塗料は3つの材料の変化で性能や価格が変わる

塗料は樹脂と顔料と添加物で変わります。

  • 【樹脂】
    樹脂の種類が塗料のグレードと言われる単価や耐久年数で分けられている塗料の性能を決めるものです。顔料を分散させて塗膜を形成する役割があります。
  • 【顔料】
    色彩を決めるものですが、その他にも塗料の付着感をあげたり、錆を防ぐ役割もあります。
  • 【添加物】
    樹脂が塗料の性能を決め、添加物が主に機能を決めます。塗料が均一につく役割や、その他に特別な機能として低汚染性と言って苔やカビ、抗菌作用などの効果を持たせる役割があります。

塗料の種類は6つ

塗料のグレードと言われる種類は大きく分けて6つです。

  1. アクリル
  2. ウレタン
  3. シリコン
  4. ラジカル
  5. フッ素
  6. 無機

この中で標準と言われるものは「シリコン」塗料になりますが、最近は塗料を劣化させる原因である紫外線の影響を受けにくいラジカル制御型塗料がシリコンと並び人気となっています。

最高グレードの無機塗料は単価が高い分耐久年数も高いので、塗料を選定する際は長期的な資産計画をたて塗りかえる事も大切です。また屋根や壁で塗料の種類を変えて塗る事もできます。

見積りを貰った際は、塗料の適正な選定と単価設定か確認してみましょう。

塗料の種類別単価

主な単価を一覧にしてみました。

素材 耐久年数 単価(m²)
アクリル 5~7年 1,400~1,600円
ウレタン 8~10年 1,700~2,200円
シリコン 10~15年 2,300~3,000円
ラジカル 12~15年 2,500~3,000円
フッ素 15~20年 3,800~4,800円
光触媒 15~20年 4,200~5,000円
無機 20~25年 4,500~5,500円

標準グレードであるシリコンの単価に比べて無機塗料は約倍ですね!あくまで試算ですが、もし一般的な二階建て住宅のお家であればシリコンと無機では40万ほどの価格差がでると考えていいでしょう。

ただし、お家の状態によっても単価は変わりますので、見積りをもらった際はどうしてこのような見積りになったのか、そして見やすい見積書(一式と書いて細かい単価の記載がほとんどないなど)であるかということも大切です。

外壁塗装における塗料の色の選び方とは

https://www.toryo.or.jp/jp/color/index.html

外壁塗装の際はもとの家と同じ色にされる方も多いですが、異なった色にすることでまるで新築のように生まれ変わります。せっかく塗り替えるのであれば色味を変えることがおすすめです。ここでは外壁塗装の色の選び方を紹介します。

面積効果に要注意

カタログから色を選ぶ際に注意するべきこととして「面積効果」という言葉があります。面積効果の特徴は以下の3つです。

  1. 色相
    色合いが強調されてみえること。特に色に赤・青・黄が含まれている場合その色味は他の色に比べて強く感じます。
  2. 明度
    色見本からイメージしていたものよりも実際は薄く見えます。色面積が大きくなれば色は薄く見えます。
  3. 迷度
    色が想像よりも鮮やか(派手)に見える。

面積が広くなることで、色味が薄れるため気持ち濃い色を選びたくなりますが、色調によっては迷度があがり想像よりも派手に感じる方もいらっしゃいます。

色見本よりも、実際に過去に塗った事例などで同じ色合いの家があればその写真を見せてもらう方がイメージ通りになりやすいでしょう。

窓枠や玄関との相性

窓枠などの金具や玄関は色を変えることができません。そのため金属部の色合いとの相性も考えましょう。

基本的に白いサッシにはシロ系の外壁、黒いサッシならダーク系の外壁と同じ色調に合わせる方がいいと言われています。

ただし、暖色系や寒色系の淡い色を使う場合は黒や茶のサッシが挿し色になることもあります。その際はサッシに合わせて家の帯色も変えたりなど、トータルのバランスをみて決めましょう。

色見本よりも基本色がベター

日本塗装工業の600色以上の色見本がありますが、まずは塗料メーカーの塗料の基本色を見てみましょう。塗料メーカーが基本色として売り出しているものは、消費者のニーズに合わせた人気の色を中心に揃えらえています。無難な色が多いとも言えますが、その中より選ぶことで失敗する心配が少なくなります。

人気はベージュ・ブラウン・グレー

人気はやはりベージュ・ブラウン・グレーになります。汚れが目立ちにくく失敗も少ないたため人気の色ですが、同じ色合いでも一階と二階でで色分けしたり、窓枠や帯の色を変えることでお家の表情は変わります。

まとめ

塗料とは塗膜を形成し物質を美しく彩り外的から守ったり、特別な機能を付加させる役割を持ちます。塗料は樹脂・顔料・添加物で性能や機能が変わりそれに応じて金額も変化します。
高ければいいというものでもありませんので、見積書を貰った際は金額だけでなく内容も確認し説明を受けることが大切です。

そして色選定の際はメーカーの見本もいいですが、塗装屋さんがもっている実例の写真なども大いに参考になります。
佐藤塗工は大分県下の住宅の塗替えを行っており、信頼を大切に細かい見積りと説明を心がけております。

大分で住宅塗装や外壁塗装をお考えの際はご相談や現地調査見積り無料ですので一度ご相談ください。

佐藤塗工の施工実績

よく読まれている人気のコラム

大分の戸建住宅の外壁塗装は
佐藤塗工におまかせください!

見積もり調査など無料ですので、お気軽にお問い合わせください(月〜金 9:00-17:00) 見積もり調査無料!(月〜金 9:00-17:00)