2017年4月2日

大分市H様邸　積水ハウス・屋根塗装・外壁塗装・付帯物塗装・玄関扉ﾀﾞｲﾉｯｸｼｰﾄ工事を行いました

: Before

: After

今回は積水ハウスで建てられたお家の塗替えをさせていただきました。ハウスメーカーの中でも１位２位の売り上げを誇る有名なメーカーですね。今回の積水ハウスのお家も立派なお家でした。

施主様お悩みポイント

屋根汚れ

サッシ周りシーリング切れ

基礎の塗膜剥離

玄関扉の色褪せ

塗替えポイント

全体的に経年劣化による症状が目立っている状態でした。外壁は積水ハウスのSHセラミックウォールという素材です。現在ではSC25セラミックウォールと呼ばれています。その名の通り、耐久性をあげるために塗料の中にセラミックが入っているため、塗替えの際には塗料が密着しにくいという特徴があるのです。

また外壁の繋ぎ目となる目地も通常のシーリング材とは異なり乾式（ガスケット）目地というものが使われおり、耐久年数も長くよく密着し防水効果も高いことが特徴です。そのため塗替えの際には、ガスケット目地に劣化がなければシーリングのように新しく交換する必要はありません。ですがそのまま塗装するとブリード（塗膜が拡散され汚れや変色をおこし、にじみのような状態になる）を起こします。そのため外壁同様専用の下塗り材の選定が必要となります。

玄関扉の色褪せは、塗装することも可能ですが、お家に合わせて高級感のでる玄関をと思い、木目など様々な模様に変えることができるダイノックシートを提案させていただきました。

屋根塗装

セメント瓦は表面の塗膜が劣化してくると色褪せの症状から始まり、劣化が進むことでカビやコケの繁殖が進み、更に放置すると瓦の破損へと繋がっていきます。

セメント瓦は塗替えには専用の下塗り材が必要です。ケレン（サビやよごれを落とす作業）と高圧洗浄できれいにした後専用の塗料で下塗りを行います。

ちょっと写真が見にくいですね！乾かし後は上塗りを重ねていきます。

徐々にきれいになってきましたね！

屋根全体終了です！お家のデザインとして下屋が下からも良く見えるので、瓦が美しくなるとすぐ分かります。

シーリング打ち直し

外壁目地やサッシ廻りのシーリングに経年劣化（ひび割れ）が見られたので、新しいシーリングに打ち直す必要があります。

古いシーリングを取り除いています。

新しく充填するシーリングの接着をよくするプライマーを塗っていきます。

新しいシーリング材を充填していきます！

過分なシーリング取り除きながらの表面しっかりと押さえ美しくヘラで仕上げます。外観上はもちろん、シーリングを隙間なく充填することが大切です。

シーリングの打替え完成です！

乾式（ガスケット）目地は、耐久年数が長いので塗替え時に状態が良ければ交換する必要ありません。
ちなみにこれが乾式目地です！ゴムパッキンのようなイメージが持っていただくと近いと思います。
状態がすごく良かったので今回の工事では交換はせず、乾式目地専用下塗り材を塗布してそのまま外壁と一緒に塗装しました。