大分市S様邸 外壁塗装・屋根塗装・軒天塗装・破風板塗装・付帯部塗装工事を行いました
- Before
- After
こんにちは。佐藤塗工の佐藤です。
今回は大分市羽田にお住まいのS様邸の塗替えを行いました。こちらのお宅は和風のお家であり破風板が木になっているところがポイントです。
施主様お悩みポイント
今回S様のお悩みは以下の3つ
- 外壁色褪せ
- 破風板の色褪せ
- 夏の暑さ
外壁はサイディングですが、経年劣化にて全体的な色褪せが見て分かります。そして気になるのは破風板の色褪せ。破風板(はふいた)とは屋根と切妻屋根のケラバ部分なのですが、簡単に言うと屋根と軒天の間のところですね。住宅の耐風性や耐火性を高める大切な役割をもった構造材なんですが、こちらのお宅はここが「木」になっているんです。
大分色褪せてますね。ここの色褪せもとても気にされていました。あとは夏の暑さ。
屋根はコロニアルで、状態としては目立つ破損などはありませんでした。コロニアルは構造上夏の日差しによる熱が直接野地板に伝わるので家の中が暑くなりやすい傾向にあります。
遮熱機能をもったコロニアルもあるので、コロニアルだから暑いというわけではもちろんありませんが、経年劣化にて表面の塗膜による保護が弱くなるとその遮熱機能も弱くなり屋根の熱さが内部に伝わりやすくなります。
その他にも雨戸や窓周りの金属、ポストなども色褪せがみられます。
外壁塗装はラジカル制御型シリコン
今回外壁はラジカル制御型シリコンであるパーフェクトトップ(日本ペイント)を使用しました。シリコンと変わらない価格で塗料の大敵である紫外線に強いラジカル制御型は耐久性が高くおすすめの塗料です。
そしてシーリングも全て新しい物に打替えています。色味はあまり変えたくないということで同じ色のものを用意しました。
屋根塗装は遮熱塗料を
屋根塗装はコロニアル専用の遮熱塗料であるパラサーモシリコン(日本特殊塗料)を使用しています。
コロニアル専用の遮熱塗料ですので、夏の暑さ対策もばっちりです。コロニアルの塗替えは専門的知識と技術がないと逆に塗りかえることによって雨漏りなどの原因になることもあるので注意が必要です。
破風板の木部
破風板の木部は塗りつぶしてしまってはもったいない!ので、高性能木材保護塗料であるキシラデコールを使用しきれいに塗替えをしています。
木って家のアクセントになったりとってもおしゃれなんですけど、実は塗替えにとても気を使います。適当に塗り替えてはすぐ剥がれたりトラブルにつながるので、もともとの状態をしっかり見極めてから専用の塗料で丁寧に仕上げていきます。
これで木の部分も長く美しさを保つことができます。
付帯物の塗装
ポスト以外にも雨戸や樋、窓枠の上にある小庇板金など住宅に付帯する全ての鉄部や塩ビ部も塗り替えています。
今回ポイント
当初は玄関周りの外堀は塗装する予定ではありませんでしたが、住宅の塗装後は外回りの汚れが目立つため提案させていただいたところ施工させて頂き、結果とても満足いただけました。
塗替えの際は建物だけでなく全体を見て塗替えのイメージをすることをおすすめします。
また今回近隣の建物の間の距離があまりないことから、足場設置から、工事中まで周辺の方にご迷惑にならないよう細心の注意を払い実施いたしました。
最後に
塗替えには外壁や屋根の素材から状態、そしてお悩みから実際の状態までトータルで診断し適切な塗料の選定を行います。希望の金額に応じて御見積可能ですので、お悩みと希望金額と一緒にご相談ください。
今回実施した工事内容について
- 施工場所
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大分県大分市羽田
- 施工期間
- 2015年6月 工事期間3週間
- 屋根外壁材質(使用塗料)
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屋根 : コロニアル(パラサーモシリコン)
外壁 : サイディング(パーフェクトトップ)
- 使用塗料グレード
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屋根 : 弱溶剤形遮熱シリコン
外壁 : ラジカル形水性シリコン
- 施工費用
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約137万(税込)